2014年9月14日日曜日

ポートランドのハードサイダーブーム

現在、オレゴンではハードサイダー(シドル)のブーム中です。「Oregonian」新聞によって2010年から2013年までハードサイダーの生産は4倍大きくなりました。スゴイ!それをよく分かっています。ポートランドのどこでものビアバー、ボトルショプ(お酒屋)、スーパーへ行ってもハードサイダーは提供されています。確かに3年前と全然違います。


ビールと違います!


























ハードサイダーはアメリカの植民地時代からのポプラーなお酒です。ハードサイダーの主な素材はりんごですからリンゴ産地が多くアメリカでは造り易い酒類でした。しかし、アメリカ禁酒時代、ビールの人気に負けてハードサイダーは飲まれなくなりました。



















でもオレゴンではハードサイダーはかなりリーボンドしています。それはおそらくクラフトビールの陰です。オレゴンのハードサイダーは全てクラフトサイダーですのでクラフトビールのように造る人たちは職人意識による美味しい商品を提供します。従って、職人意識をよく分かるクラフトビールの消費者はクラフトハードサイダーを試して好きになっています。

その結果、りんご産地のオレゴンにクラフトハードサイダーの醸造所(サイダリー)は約30軒となりました。ポートランド市内だけでサイダリー5ヶ所があります:

Bushwhacker(ブッシュワッカー)
Cider Riot(サイダーライオット)
Reverend Nat's Hard Cider(レヴェレンドナッツハードサイダー)
Swift Cider(スィフトサイダー)
Widmer(ウィドミアー。ウィドミアーはオレゴンの大きなクラフトビール醸造所です)

ブッシュワッカー及びレヴェレンドナッツハードサイダーにはタップルームがあります。ハードサイダー専用のタップルームって凄くない?前から興味がありましたので今週末にレヴェレンドナッツの方を初めて訪ねた。行って本当に良かった。

建物も格好いい。。。


まずタップルーム自体は素敵です。観光地と外れて地元ポートランド人しか行かない場所に位置しています。外身も格好よくインテリアもよい。タップグルームは少し狭いけどハードサイダーのシルバー発酵タンクが目の前に立って感動的です。


。。。瓶も格好いい!





















でもやっぱり味は一番大事ですね。レヴェレンドナッツは結構幅広いハードサイダー類を提供してどれでも美味しかった。杏、ホップ、洋梨、パインアップル、ジンジャーなどを使用サイダーがあります。もちろんりんごだけのサイダーも提供します。





















僕はハードサイダーを飲む経験がそんなに無いのでテースタートレーを頼みました。テースターグラス6本は$8です。タップルームのお姉さんに任して6つの違う味のハードサイダーのセットにして頂きました。全ての色は奇麗であり味は全然違いました。甘いサイダーあるししっかり味をするサイダーもあります。全ては美味しくてもしかして僕は「サイダー・ラバー」になります。。。

日本ではクラフトハードサイダーはまだまだ珍しいものですよね。ですから日本人はポートランドに来てハードサイダーブームを体験して頂くことはお勧めです!



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